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多様化していく現代のお葬式を知ろう

多様化していく現代のお葬式を知ろう

少子高齢化も手伝って、昨今はお葬式のスタイルが多様化してきています。

それぞれのニーズに合わせたさまざまなお葬式の形が生まれ、そのどれもが不思議ではなくなっています。

これからもニーズに合ったお葬式のスタイルが増えていくことでしょう。


定説がなくなりつつある理由の背景

かつてはお葬式といえば家から出るのが当たり前でしたが、最近は会館を借りて行う選択肢を採る人が増えてきています。会館には祭壇を作るための式場が設けてあり、家族や親族が集まれる控室も用意されています。

参列者の数によって控室の広さもいろいろあり、自宅では狭くて親族がみんな入れないということがあったのは昔の話で、今は快適な空調設備が施され、十分なスペースに多くの焼香台を据えることができるなど、整備された場所で葬儀を行うことができます。

かつての当たり前は、今ではすっかり受け入れられなくなり、もはや完全に少数派となってしまったのは間違いありません。

どんな理由が変化をもたらしたのか

家に祭壇を組んで焼香台を設け、家族が揃って参列者をお迎えし、故人を送り出すというお葬式が選ばれなくなった背景には、少子高齢化が理由として挙げられます。子供は結婚して家を出るようになり、親と同居をするのは珍しいことになりました。

親世代も長生きするようになり、子供の配偶者や孫たちに気を遣って生活するよりは、互いに連絡を取り合いながら、別々に暮らすことを望むようになっています。そのため、親世代が高齢化したときには、子供世代には子供世代の生活が確立しており、同居はさらに難しくなりました。

離れて暮らすようになって年月が経つと、実家とはいえ、子供にとっても、どこに何があるのかすっかりわからなくなってしまいます。これが、会館でのお葬式が選ばれる最も大きな理由でしょう。

みんなが集まることで滞りなく行われる魅力

葬儀のために家を片付け、あれもこれも準備するとなると、高齢の身には負担が大きく、家を出た子供にはどこに何があるかわからず手間ばかりがかかってしまいます。それなら、家はそのままに、会館に行けば祭壇から焼香台まで何もかもそろっているという環境で葬儀を行った方が、すべてがスムーズに進みます。

参列してくれる人たちも、会館の中に入れば天候や気温を気にする必要がありませんので、最後のお別れにお焼香に行こうと足を運んでくれるかもしれません。

お葬式というのは疲れるものなので、その疲れを最小限度にとどめ、なおかつ手間をかけずに済むための選択肢が、会館で行われる葬儀となって全国に広まっていったと言えます。

まとめ

自宅から送り出す従来のお葬式のやり方が姿を消した背景には、家族が暮らすスタイルの変化に加え、効率よく物事を進めるための選択肢を多くの人が採るようになったことにより、葬儀会館で行われることにつながりました。

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