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不動産購入時のポイントと瑕疵担保責任について

不動産購入時のポイント

不動産を購入するときには、綿密な下調べと返済計画が重要になります。 契約をしてしまうと後戻りができないので、不明な点や曖昧な点は納得するまで不動産業者もしくは売主に説明を求めてください。 相手は商売なので、利益を得るために手段をえらばないということが考えられます。 親切丁寧な業者ばかりではないということを理解しておかなければなりません。 また、専門的な用語や法律に触れる機会は一般的な人にとっては一生に一度あるかないかのことなので、うやむやにしたまま契約に踏み切ることは厳禁です。
ハウスメーカーの分譲住宅ではなく、土地を購入して自分の思い通りの家を建てたい場合には 建築士や工務店などに大まかな設計図を書いてもらうことも重要です。 土地を入手してから設計図を書いてもらってみると、思っていた通りの住宅を建てることができなかったということが多々あります。 そのような失敗をしない為にも、まずはプロに施工が可能かどうかを相談しておく必要があります。 この時に複数の業者に相談をしておくと、情報収集もできますし失敗をする確率も下がります。 一生に一度の大きな買い物になるので、少しばかり費用が掛かったとしても後悔しない為には重要な過程になることを忘れないでください。
また、契約をした後に与信審査が通過しなかった場合には白紙撤回できるかどうかも確認しておく必要があります。 売買契約の数日前までには重要事項を熟知しておく必要があるので、前述したとおり、納得のいかない点は何度でも質問してください。

 

不動産を購入するときに重要なポイントの一つとなるのが、家付きの物件です。 リノベーションをして住む、もしくは現状のまま住むのであれば問題ありませんが、家を建て直したいとなれば話は変わってきます。 古家をそのまま引き渡された場合、自分で業者に解体作業と片づけを依頼しなければなりません。 そのような無用な出費と手間と労力を避けるためにも、契約の際に更地で引き渡してくれるかどうか確認をする必要があります。 古家の解体工事を差し引いた金額を提示される可能性も十分にあり得るので、購入の際には売主とよく話し合いをする必要があります。
また、地盤調査や土壌調査も不動産購入の際には重要なポイントになります。 失敗しない土地を入手するためにも、プロにアドバイスを求め必要な調査を依頼することが重要です。 土地と家は大切な財産ですが、それ以上にそこに住む人々の生命は更に大切になるので万が一の事態も想定して安全な土地を確保してください。
不動産を入手する際には、複数の業者から情報をあつめることも重要になるので 一つの土地、一つの業者にこだわることなく幅広い選択肢から納得のいく土地を探してください。 一生を過ごすことになる場所なので、妥協をすると一生後悔するかもしれません。 もし土地を手放すことになった場合でも、高値で引き渡すためには土地の適正価格を知っておくことが必要になります。 業者に依頼すれば鑑定を行ってくれるので、適正な価格を知ってから契約に踏み切ってください。

 

競売物件の家を買う事で費用を安く抑える

 

家を買うというのは人生でも大きなイベントですし、とても多額の費用が必要になります。 憧れのマイホームといってもまだまだ庶民には不景気の続く中、そのような予算が工面できない方も多いでしょう。 ですがやり方次第で家や不動産を安く購入する方法もあります。
その一つが競売物件にかけられている物件を落札することです。 競売物件といってもあまり聞きなれない方も多いと思いますが、これは簡単に説明しますと、 住宅ローンが払えなくなったり借金が返せなくなり抵当に入れていた不動産が金融機関に差し押さえられて競売にかけられているものです。 不動産のオークションのようなものを想像していただければわかりやすいと思います。これは主に不動産業者の方が参加しているのですが、 もちろん一般の方でも競売に参加して不動産を落札することもできます。
競売にかけられるのは抵当などで差し押さえられた物件なので当然中古住宅ということになりますし、 良い物件だけしか取り扱わないというわけでもありませんので競売に参加するかどうかは十分に熟考の上で決めなければなりません。 せっかく落札しても住んでみたらひどい物件だった、という様なことがないように慎重にならざるを得ませんが、 探してみれば掘り出し物のような良い物件が競売にかけられることもあります。 普通に家を建てるより安く買うことができるかもしれないといってもそれでもやはり高い買い物になりますので、十分に考えてから落札しましょう。

 

 

競売に参加するなら競売物件と通常の建売等との違いを十分に理解しておかなければなりません。 後になって実はこうだったのかと気づかされるような間違いのないように、あらかじめ競売物件がどういうものなのか十分に調べて上で競売に参加しましょう。
普通の建売と違う点はいくつもあるのですが、大きな注意点を挙げますとこの競売は借金の回収が目的ということです。
借金が返せなくなり金融機関が抵当として不動産を差し押さえます。 次にその金融機関は裁判所にその不動産を競売にかける申請をして、その競売の利益を返せなかった借金にあてるというのがこの競売の仕組みです。 ここで何が問題なのかと言いますと、競売で落札して不動産を購入した後はどうするのか、例えば家を買う事は出来たけど前の住人がまだそこに住んでいたらどうするのかなどです。
落札した物件に前の住人がまだ済んでいた場合、その立ち退き請求などは自分で行わなければなりません。 もし住んでいなくても前の住人は借金の抵当として差し押さえられるという本意ではない手放し方をしているので、何かのトラブルが起きることもあり得ます。 また心情的な問題として、借金が返せないお金に困っている人に「この家から出ていけ」と突きつけることに精神的な負担を感じることもあり得ます。 きちんと競売でお金を払って落札したのですから当然の権利と言えますが、だから問題やトラブルが起きないというわけでもありません。
競売はどうしても普通に不動産を購入するのとは違う部分があります。あらかじめしっかりと調べて理解したうえで参加しましょう。

 

 

家などの住宅の売買と瑕疵担保責任

 

家などの住宅の購入は、人生において大き瑕疵担保責任なイベントです。 その売買において、例えば、家が引き渡された後に、雨漏りによって柱が腐食していたことに買主が気づいたとします。 この場合、どのようになるのでしょうか。 民法によれば、買主は売主に対して瑕疵担保責任を追及できます。 瑕疵担保責任とは、売買の対象物に瑕疵がある場合に、売主が買主に対して追う責任のことをいいます。ちなみに、ここにいう瑕疵とは、外部から容易に発見できない欠陥のことをいいます。 先に書いた例の場合、買主は売主に対して、瑕疵担保責任を追及でき、それに基づく修補の請求、損害賠償請求ができます。また、購入した目的が達せられない場合には解除もできます。ちなみに、瑕疵担保責任を追及できる期間は、買主がその住宅に瑕疵があることを発見してから1年以内です。
そうすると、売主は長い期間不安定な立場に立たされることになります。 といいますのも、家を買ってから10年経った後に、買主が雨漏りによる柱の腐食を発見した場合でも、売主に対して瑕疵担保責任を追及できるということになるからです。 そこで、中古住宅の売買においては、契約を取り交わす際に、売主の瑕疵担保責任を軽減する取り決めがなされることが多いです。 具体的には、買主が瑕疵担保責任を免責にするとか、追及できる期間を引き渡しから3か月にするというように制限したりします。ちなみに宅地建物取引業者が売主の場合には、最低でも引き渡しから2年間は担保責任を負わなければなりません。

 

 

一方で新築住宅の売買ですが、売主は10年の瑕疵担保責任を負わなければならないことが住宅瑕疵担保履行法で決められています。 そして、たとえば、不動産会社から家を買ったとします。その後に不動産会社が倒産し、さらにその後に買主が瑕疵を発見した場合は、買主は泣き寝入りするしかないということにもなりかねません。 そこで、そうならないために、新築住宅の売主に対して保険か保証金の供託による資力の確保を義務づけています。これにより、不動産会社が倒産した場合でも瑕疵の修補に対応できるようにすることで、買主を保護するというわけです。
なお、保険加入の際の保険料は、通常住宅購入価格に含まれています。 また、保証金の供託は、新築住宅を引き渡した後に行うことになります。ただ、その場合、供託する前に売主が倒産すると、瑕疵の補償を受けられないことが起こりうることになります。ですから、供託については、売主の供託金額や供託期間をしっかり確認することが大切です。
最初にも書きましたが、住宅の購入は人生において大きなイベントです。それだけに、買主にとって、いろいろな面で不安を持つ方が多いです。購入した後に、瑕疵が見つかったけれども修補もできないということになると非常に悲しいことです。 住宅の購入の際には、売主に瑕疵担保責任などについて契約内容をしっかり確認したいものです。売買契約書には目を通し、わからないことがあれば細かく聞くことが大切です。

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